2025年04月25日
記事ID: 2596
町では、令和7年4月1日から、町内8つの公共施設で使用する高圧電力に、地元風力発電所で発電した再生可能エネルギー(以下、「再エネ」という。)を、100%導入しました。
八峰町産再エネの地産地消とは
経緯
- 町は、地球温暖化対策として2050年までの脱炭素化(カーボンニュートラル)に向けた取り組みを行っています。
- その一環として、令和6年3月、電力リバースオークションサービスの開発・運営を手がける株式会社エナーバンク(佐藤丞吾代表取締役(八峰町出身))と連携協定を締結し、町内産再エネの利用について連携して取り組んできました。
- このたび、エナーバンクと共に再エネ地産地消に取り組んでいる「株式会社まち未来製作所」とも連携し、「e.CYCLE HAPPO(いいサイクルはっぽう)」事業を行うことで、8公共施設の高圧電力への町内産再エネ導入率100%を実現しました。
目的
- 地元風力発電所の再エネ電力の地産地消
- 電力価格を抑制(※1)して再エネ需要家へ届ける
- 電力料金の一部が町に還元される「地域活性化原資(※2)」による脱炭素事業の推進
- 余った再エネの地域間融通(※3)による他地域との連携促進
※1.エナーバンクの電力リバースオークション(エネオク)を活用して抑制する。
※2.まち未来製作所が、収益の一部を町へ還元するもの。地元再エネ発電所に還元される「e.PREMIUM」とあわせ、再エネの地域共生と地域活性化を実現する。
※3.町内で使いきれない地元再エネ電力を、町外の事業者等へ提供すること。
八峰町産再エネ使用施設
e.CYCLE HAPPOにより、町内産再エネの地産地消に取り組んでいる公共施設は8施設です。
(八峰町役場庁舎、ファガス、峰栄館、八森子ども園、峰浜ポンポコ子ども園、八森小学校、峰浜小学校、八峰中学校)
※高圧電力のみ
e.CYCLE HAPPOで活用できる八峰町産再エネ電力
八峰風力発電所
所在地:八峰町峰浜沼田・田中
事業者:八峰風力開発株式会社
出力規模:19,950kW(2,850kW×7基)
e.CYCLE HAPPO活用事業者を募集しています
e.CYCLE HAPPOは、町内外の事業者も利用できます。
八峰町産の再エネ導入による事業者のイメージアップや、商品の高付加価値化なども期待できますので、活用をご検討ください。
関心のある方は、担当課までご連絡ください。