2020年08月31日 記事ID: 882

5月27日

令和2年度 八峰町山開き

今年の八峰町山開きは、午前10時から、ぶなっこランドにおいて、安全祈願祭の神事が行われました。神事には、主催者の観光協会を始め、能代署や八峰消防署、ガイド団体や町など関係者が約10人参加し、玉串をささげながら、今シーズンの無事故、無災害をお祈りしました。今年は、新型コロナウィルス感染症の影響から、例年実施している二ッ森への登山を中止したほか、神事への出席者を必要最小限とするなど、規模を縮小しての開催となりました。

観光協会太田治彦会長あいさつの後、私が次のような祝辞を述べました。

「令和の時代になって初めての新年を迎え、今年こそは台風や大雨などの災害がない穏やかな年になりますようにと願っていましたが、まさか新型コロナウィルス感染症のような、私たちの経済活動や暮らしに極めて甚大な被害を及ぼすようなことが起こるとは思ってもみませんでした。幸い我が国では、一昨日、すべての都道府県における緊急事態宣言が解除され終息に近づいておりますし、八峰町においても感染者ゼロであります。

今回の新型コロナウィルスについては、我々が今まであこがれていた首都圏のような「過密」が実は悪で、我々が今まで問題や課題と考えていた「過疎」が実は善であることを気付かされたように感じています。新型コロナウィルス感染症が終息したのちに、東京一極集中が是正され、八峰町のような自然豊かな地方に若い大人を中心とした「ヒトの流れ」ができてくれることを期待しているところであります。

今日は、山の神様に一日も早く国内外における「ヒトの流れ」が回復することと、我々の地域を訪れるお客様に事故がなく、また火災や災害などがない平穏な年となりますよう、心をこめてお祈りいたしました。」

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