2020年01月27日 記事ID: 881

1月27日

公益社団法人 東京生薬協会 令和2年新年賀詞交歓会

今年の新年賀詞交歓会は、午後4時から東京都の「神田明神会館」で、会員や来賓など約100人が出席し開催されました。昨年は大雪のため飛行機が大幅に遅れて羽田空港に到着し急いでタクシーで会場へ向かいましたが、少し遅れて到着してしまい、楽しみにしていた藤井隆太会長のフルート演奏を聞けなかったという苦い経験がありました。今年は雪もなく余裕を持って会場に到着しましたが、藤井会長がA型インフルエンザにかかってしまうという信じられないサプライズがあり、フルート演奏等は来年の楽しみになってしまいました。
また今年も、小池百合子東京都知事が来賓として出席していることにビックリするとともに、東京生薬協会の実力というか、龍角散の藤井社長の実力を肌で感じてしまいました。東京生薬協会の塩澤副会長(養命酒の社長さん)が主催者あいさつ、小池東京都知事、武見敬三参議院議員、日本薬剤師会会長、日本OTC医薬品協会理事長に続き、東京生薬協会と協定を結んだ順番ということで、私、松田美郷町長、原発問題で揺れている野瀬高浜町長、永松杵築市(きつきし)長等が祝辞を述べました。来賓のあいさつ終了後、乾杯して祝宴に入りましたが、会話する声が聞き取りにくいほど大いに盛り上がりました。
私は次のようなあいさつをいたしました。

「八峰町は秋田県の魚に指定されている「ハタハタ」の本場であり、「ハタハタの里」というイメージが強いのですが、近年は「生薬の里」というイメージも売れてまいりました。生薬栽培については、東京生薬協会の藤井会長の龍角散様とのご縁から取り組むことになりましたが、藤井会長のご尽力により、現職の秋田県知事が生薬栽培のコマーシャルに出演したこともあって、「生薬の里」というイメージが強くなったように思っています。
今年度、町の生薬栽培圃場で、キキョウの10a当たりの乾燥重量が111Kgという実績をあげることができました。今後、栽培農家に技術移転することにより、栽培農家の技術向上が図られるものと期待しております。
また、小さな八峰町ですが酒蔵もあります。「白瀑」という銘柄ですが、他の酒蔵では真似ができない造り方をしている自慢の逸品であります。世界自然遺産白神山地のわき水を自家水道で引っ張ってきて、そのきれいな水で造っているからであります。今日は、新年のお祝いということで、この会場に持ってまいりましたので、是非、世界自然遺産白神山地の雄大なブナ林をイメージしながら味わっていただければ幸いであります。さらに、生薬を活用した特産品の開発も活発になってまいりました。今日はその一部、コーヒーとお茶とおかゆを持ってきましたのでよろしくお願いいたします。」

写真:公益社団法人東京生薬協会令和2年新年賀詞交歓会

1月24日

能代山本建設業協会 新春賀詞交歓会

今年の新春賀詞交歓会は午後5時15分から、能代市の「キャッスルホテル能代」で、会員や来賓など約50人が出席し開催されました。
最初に大森三四郎会長が主催者あいさつ、続いて齊藤滋宣能代市長と自由民主党幹事長代理、衆議院議員金田勝年氏代理、吉田茂秘書と私の3人が来賓あいさつをしました。この日は齊藤市長もあいさつの後すぐ退席し、私も「八峰町議会議員との新年会」が午後6時から能代市内の別会場で開催されるということで、あいさつの後すぐ退席ということになりました。
私は次のようなあいさつをいたしました。

「今年は60年に一度の「十干(じっかん)十二支」で「庚(かのえ)子(ね)の年」であります。この「庚(かのえ)子(ね)の年」が表す意味は「新たな芽が出始めることと繁栄の始まり」だそうであります。能代山本では今、「庚(かのえ)子(ね)の年」が意味するような、能代山本にとって希望が持てる様々な取り組みが目に見えるカタチで動き始めているように思えます。
産業や交流や物流などに大きな影響を与える「日沿道」の整備について、「二ツ井今泉道路」や「鷹巣西道路」などの整備が着実に進められ全線開通の見通しがついてきたこと、賛成や反対の議論はありますが、我が国初めての能代港への洋上風力発電事業が始められることや、一般海域における洋上風力発電の拠点化に向け能代港の整備が進められていくこと、さらには昨年、インバウンド戦略の推進母体となる「あきた白神ツーリズム」という能代市山本郡の四市町や経済団体等で構成される広域的な団体が設立され、本格的な活動がスタートしたからであります。これらが新たな時代に花開くための胎動となって、将来的な能代山本の繁栄につながっていければと思っております。
また、先月の末に、県北地域の首長たちが秋田県知事に要望活動を行いました。佐竹知事は、日沿道の早期全線開通が最優先で、その次に国道101号線と国道105号線だということを話してくれました。高速道路が通っていない八峰町としては、日沿道へのアクセス道路をどのように充実していくかが次の大きな課題になります。この課題解決に向けては、かなり昔から提唱されている「西津軽能代沿岸道路」の候補路線から計画路線への格上げが必要です。現在の青森県の状況は鰺ヶ沢町のところまで津軽自動車道が整備されております。その先の鰺ヶ沢町と深浦町と八峰町と能代市のところをどうすればいいかというところまできております。八峰町としては、今後、関係市町に働きかけをしながら実現を目指したいと考えているところでありますので、よろしくお願い申し上げます。」

1月22日

シルバー人材センター新年会

今年の新年会は午後4時から八森いさりび温泉「ハタハタ館」で、会員や来賓など約50人が出席し開催されました。
最初に池田会長が主催者あいさつ、続いて田村社会福祉協議会会長と私が来賓のあいさつをし、菊地副会長の乾杯で祝宴が始まりました。私の社協時代からお付き合いしている方々ばかりであり、いつものように大いに盛り上がり、奥村副会長の中締めでお開きとなりました。
今日は町長車の2人のドライバーも新年会に出席しているので、会員の皆様とともにハタハタ館のバスで帰ることになりました。
私は次のようなあいさつをいたしました。

「昨年までは社協の会長という肩書きもついていましたが、今回は町長のみの立場で参加することができました。田村正さんに感謝です。皆さんには日ごろから、これまでの豊かな経験や知識や知恵を活かした取り組みはもとより、今年は異常と思えるほど雪がありませんが、町の軽度生活援助事業の除排雪など住み慣れたところで安心して暮らしていくための地域コミュニティーを支える活動や、町長車等を始め子供たちや老人クラブ等のバスの運転など、様々な分野において、地域の担い手として重要な役割を果たしていただいており、深く感謝と御礼を申し上げます。
これまで何度も申し上げてまいりましたが、八峰町においては、これまでの2倍のスピードで人口減少が進行し、現在の約7000人がもう20年もたたないうちに約3500人になると見込まれておりますし、高齢化については、昨年7月現在で47.5%、女性に限っては52.5%となるなど、若い大人が大変少ない社会になっており、これまで以上に、すべての高齢者の方々がいつまでも元気に地域貢献、社会貢献していくことが重要となっております。
町といたしましても、事務局である社協との連携をより一層強化しながら、皆さんが、これからも心と体の健康づくりに頑張って活躍できるよう、応援してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願い申し上げます。」

1月21日

白神八峰商工会 令和2年新春賀詞交歓会

今年の新春賀詞交歓会は午後5時から八森いさりび温泉「ハタハタ館」で、会員や来賓など約70人が出席し開催されました。最初に優良従業員表彰が行われ、30年以上勤続の2人と20年以上勤続の3名に秋田県商工会連合会会長表彰が、10年以上勤続の7名に白神八峰商工会会長表彰が授与され、また商工会理事の藤井正孝氏に全国商工会連合会会長表彰が伝達されました。
続いて大森三四郎会長の主催者あいさつ、小坂山本地域振興局長と村岡秋田県商工会連合会長代理の金子専務理事(県庁時代に私と同じ課で仕事をしていた)と私の3人が来賓あいさつをし、その後に鏡開きが行われました。
この日は午前0時30分に役場から電話があり、午前1時過ぎに「遭難対策本部」を開催したことから、ほとんど徹夜状態の一日でしたが、気を集中することで乗り越えることができました。私のこの年齢でも、一晩くらいの徹夜は大丈夫ということを証明でき、自分をほめてあげたい気持ちになりました。
門脇直樹町議会議長の乾杯で祝宴が始まりましたが、いつものように大いに盛り上がり、日本政策金融公庫秋田支店の北村支店長の中締めでお開きとなりました。私は次のようなあいさつをいたしました。

「さて、町外の方々に「八峰町といえば?」とたずねると、「アワビまつりの八峰町だよね」と答えてくれる方々が多くいます。今や「世界自然遺産白神山地」や「八森ハタハタ」と肩を並べる知名度に育ってきていると感じています。昨年で14回目を数え、自由民主党幹事長代理の金田先生や佐竹知事を始め、そうそうたる方々が出席されていることに加え、八峰町の海の幸を代表する「白神あわび」のブランド力向上と八峰町の観光PRにも大きく貢献されており、主催者である「白神八峰商工会」の皆様に深く感謝を申し上ます。
また、八峰町における商工業、建設業などについては、人口減少や極端な高齢化等の影響から大変厳しい状況に直面していますが、町としては、少しでも皆様の経営の安定化や経営基盤の強化につながるような事業に取り組んでまいります。特に、住宅リフォームや子育て世帯の住宅新築などを支援する「住まいづくり応援事業」は、今年度の町の予算3400万円に対し約3億2千万円もの経済波及効果を上げております。
また今年度から、商工会の皆様とともに、独身の男女がいる企業の皆様や官公署を巻き込みながら、能代山本の将来を担う若者たちを「アワビの里づくりまつり」に招待したり、秋田市で「料理教室を題材にした若者の交流体験セミナー」を開催したり、これまでとは違う視点の「出会い応援事業」を進めています。継続していくことが大切であると考えますので、引き続き商工会の皆様のお力をお貸しいただきますようお願い申し上げます。」

1月20日

第2期八峰町まち・ひと・しごと創生総合戦略 第1回策定委員会

「第2期八峰町まち・ひと・しごと創生総合戦略 第1回策定委員会」は午後2時から役場大会議室で行われました。最初に私から13人の策定委員に委嘱状を交付し、次のようなあいさつをいたしました。

「現在の「総合戦略」は平成27年度からの5カ年計画で今年度が最終年度であり、新たに策定する必要があることから皆さんに集まっていただきました。
八峰町は今、急速に進む人口減少を始め極端な高齢化や少子化など、大変厳しい状況に直面しております。人口減少については、これまでの2倍のスピードで進んでいき現在の約7000人がもう20年もたたないうちに約3500人になると見込まれておりますし、高齢化については、昨年7月現在における八峰町の高齢化率が47.5%、女性のみに限っては52.5%となっておりますし、また少子化については、ここ5年間の平均で八森地域と峰浜地域をあわせ、1年間に生まれる子どもの数が21人という状況であります。
皆さんにはこうした厳しい状況を踏まえながら第2期目となる総合戦略の策定をお願いすることとなりますが、これまでどおりの総合戦略ではなく、これまでの延長線ではない新しいアイディアも盛り込みながら、「我が事」の問題として議論していただきたいという思いから、今回は策定委員として若い方々を多くお願いしたつもりであります。
私からの一つのヒントとして考えていただきたいのですが、例えば「若い大人を増やしたい」「子育て家庭を応援したい」「農林漁業の後継者を確保育成したい」という切り口でとりまとめることもありかなと思っています。総花的に関係する事業を何でも盛り込むのではなく、的が絞れた総合戦略のほうがわかりやすく、また効果が上がるのではないかと考えています。
今回の策定委員の中には、「第1期総合戦略」の「検証委員会」の委員経験者もおりますし、初めて総合戦略と関わる方もおりますが、皆さんのそれぞれの立場から忌憚のないご意見をいただき、元気な八峰町、将来的に夢と希望が持てる八峰町づくりに向けた実現性の高い「総合戦略」の策定を期待しているところであります。私の経験からですが、総合戦略のような計画策定のポイントは、何をやるかということが極めて重要でありますので、よろしくお願いいたします。」

写真:第2期八峰町まち・ひと・しごと創生総合戦略 第1回策定委員会1

1月19日

「町長と語る会」~横間自治会

今年になって初めて、通算で第11回目となる「語る会」は、「横間コミュニティーセンター」において約40人が出席し、午後2時30分頃から、総会終了後の懇親会が始まる前に開催しました。ご案内の文章の中にあいさつはできるだけ簡潔にというお願いがありましたので、私からは、なぜ「語る会」を開催しているのかについてお話しいたしました。

「私たちは今、誰も経験したことがない超高齢社会の中で暮らしています。また今後もさらに高齢化が進んでまいります。こうした状況の中で、今は何とか自分たちの地域で暮らしていくための地域コミュニティーを守れているとしても、さらなる高齢化が進んでいけば守れなくなる可能性がありますので、私たちが元気な内に、将来とも住み慣れたところで安心して暮らしていける仕組みづくりについて問題提起し、意見交換したいという思いが一つであります。例えば冬期間の雪寄せについて、今はシルバー人材センター等にお願いしている町の「軽度生活援助事業」や隣近所の方々のボランティアで何とかなっていると思っていますが、今後、さらなる高齢化が進んでいけば、現在のシルバー人材センターだけでは困難ですし、隣近所の方々も高齢化していきますので大丈夫かという懸念があります。ではどうすればいいのかということですが、私としては、自助、共助、公助という考え方の中で、やれる人は自分でやるという自助はともかくとして、共助については、これまでの無償ボランティアという発想を変えて、有償ボランティアという考え方で、それぞれの地域で暮らしていくための地域コミュニティーを自治会の力で守ってもらえないかと考えています。すぐ回答をもらえる問題ではありませんが、役場においても検討しますので、皆様におかれましても是非考えていただければと思います。
また、地域における様々な要望や意見について、これまでの自治会要望とは別に、私が出向いて私が直接伺うということにも意義があると考えたのももう一つの理由です。私の行政運営の考え方は、まずは地元に住んでいる方々に満足していただきたいという思いが強くあります。こうした考え方に立って、昨年の4月から総務課内に、皆さんからの要望の窓口として、新たに「防災まちづくり室」を設置いたしました。できる、できないも含めてスピードある対応を心掛けているところでありますので、よろしくお願い申し上げます。」

引き続き懇親を深めながらの意見交換を行い、町の広報のあり方や「観光市」のそばの「斜路」についての意見や質問があったほか、私と直接話せて良かったという声も聞かれ、ありがたく思いました。横間自治会独自のもてなし方だと思いましたが、朝採りの「ナマコ」と「タコの刺身」を大変美味しくいただきました。

写真:「町長と語る会」~横間自治会1
写真:「町長と語る会」~横間自治会2

1月18日

千葉良一氏 地方教育行政功労者表彰 祝賀会

前教育長千葉良一氏の地方教育行政功労者表彰祝賀会は、秋田白神温泉ホテルで午後2時から、教育関係者中心に約50人が出席して行われました。
最初に、川尻教育長が主催者のあいさつをし、前町長の加藤和夫氏と元県議会議員金谷信榮氏と私がお祝いのあいさつをしました。続いて福士保洋教育委員が記念品を、阿部昌子教育委員が花束を贈呈し、門脇町議会議長の乾杯で祝宴に入りました。かつて八峰町内に勤務していた校長先生たちとの久し振りの再会もあり盛況で楽しい会となりました。最後に前副町長伊藤進氏による万歳三唱でお開きとなりました。
私は次のようなあいさつをいたしました。

「千葉良一様は、平成18年5月から平成30年4月まで12年間、八峰町教育長として八峰町の学校教育や社会教育など教育全般にわたって、多大な貢献をされたご功績によりめでたく受賞されました。また本日の名誉ある受賞は、家庭を守り、思いっきり職務に専念できるよう献身的に支えてこられました奥様「カツヨ様」のお陰でもあり、奥様のこれまでのご努力とご労苦に対しましても深く敬意を表します。
千葉さんはこれまで、八森町の収入役と助役、合併して八峰町が誕生する際の「八峰町職務執行者」とその後の教育長と、町行政における三役ならぬ四役のすべてを経験されており、全国的にも極めてまれなキャリアだと思います。 千葉さんの現役時代の名刺の表には、「嬉しいときはいりません。悲しいとき、悔しいとき、あなたからの相談をお待ちしております」とあり、名刺の裏には「24時間OKということと携帯電話の番号」がありました。思っていても中々できることではないと強く感じたことを覚えています。
また千葉さんは今回の受賞以外でも、ICT環境の整備やICT機器の授業への活用などへの貢献が評価され、文部科学大臣表彰の「情報教育功労者表彰」も受賞しており、また趣味の域をはるかに超えたレベルである「書道」においても、「日展」に二回入選されているほか「秋田県芸術文化章」を受章するなど、まさに「スーパーマン」のような存在であります。
こような結果は、千葉さんの努力なくしては実現できないものであり、これまでのご努力とこれまでの頑張りに対し心から敬意を表する次第であります。今後とも、自分が生まれたふるさとに自信と誇りを持った子どもたちの育成に向け、なお一層のご指導とご支援をお願い申し上げます。」

1月16日

令和2年在京秋田県人新春交歓会

秋田県と首都圏秋田県人会連合会主催の新春交歓会は、新宿にある東京都庁向かいの「ハイアットリージェンシー東京」で、午後6時30分から約340名が出席して開催されました。
はじめに参加者全員で「秋田県民歌」の1番と4番を斉唱し、次いで主催者を代表して佐竹敬久秋田県知事があいさつをしました。豪雪地帯である横手市等も含めて雪があまりにも少なく「かまくら」等への影響が懸念されること、工業面の労働生産性等が良くなっていること、「頭がいい人が多そうな都道府県といえば」というランキングで秋田県が東京都に次いで第2位だったことなどを紹介しました。続いて県選出国会議員の方々の紹介、出席した県内市町村長の紹介、出席者の代表者による鏡開きをし、加藤鉱一秋田県議会議長の音頭で乾杯してから祝宴に入り、プロ野球、東京ヤクルトの石山投手の秋田県スポーツ大使任命式、2月1日に行われる「豪風関」の引退断髪式への案内などもあり大いに賑わいました。
特にテーブルの指定はなく、自然と出身市町村ごとに同じテーブルに集まり懇親を深めることができました。八峰町関係では八峰町関東ふるさと会の役員(戸田眞理会長、麻木固磨副会長)と東京生薬協会の加賀亮司さんが参加され、ふるさとの話題で盛り上がりました。会場を出てからも別れがたく、戸田会長のホームグランドである新宿駅前の居酒屋で夜中までの2次会となりました。

写真:令和2年在京秋田県人新春交歓会1
写真:令和2年在京秋田県人新春交歓会2

1月15日

秋田県・県内市町村と首都圏企業との懇談会

東京都の「ホテル椿山荘東京」で午後4時30分から、約400名が出席して開催されました。この懇談会は、秋田県内に誘致した首都圏企業と秋田県企業誘致推進協議会(県、県内25市町村長、秋田銀行、北都銀行、東北電力、NTTが構成メンバー)との情報交換と新春の賀詞交換を兼ねて毎年開催しています。はじめに、協議会会長の佐竹敬久秋田県知事があいさつし、最新の工業統計で、付加価値生産性と労働生産性の伸びが全国第1位と第3位、「頭がいい人が多そうな都道府県といえば」というランキングで秋田県が東京都に次いで第2位だったことなどを紹介しました。
続いて、秋田県建設部菅原建設技監から「企業活動を支える交通インフラの整備状況」の紹介、シービーアールイー株式会社のシニアディレクター高橋加寿子氏から「物流・不動産の国内最新動向と地方の可能性」というテーマの講演がありました。その後、知事や市町村長など協議会メンバー全員が壇上に勢揃いし紹介された後、藤原潟上市長の音頭で乾杯し全県から持参した自慢の地酒などをPRしながら懇親を深め、最後は松田美郷町長が中締めをし、参加してくれた企業の皆様を協議会会員全員でお見送りしお開きとなりました。なお、特別ゲストとして「豪風関」も参加するというサプライズがありました。

写真:秋田県・県内市町村と首都圏企業との懇談会1
写真:秋田県・県内市町村と首都圏企業との懇談会2

1月12日

石川生産森林組合 山神祭

歴史と伝統がある「石川生産森林組合令和2年山神祭」は、午後3時30分から石川地区多目的集会施設で行われました。和室に設置された立派な神棚を前に、薩摩博美組合長を始め組合役員の皆様、白神森林組合、(有)峰浜採石などの関係者が出席し神事が執り行われました。
山神祭は、山の神様に山における今年の無事故や無災害をお祈りする祭りですが、私からも、山からの恵みに感謝するとともに、今年一年事故がなく山仕事ができますようにという思いを込めて拝礼させていただきました。

1月10日

横間の畠山勇藏さん祝百歳

横間で暮らしていた畠山勇藏さんが満百歳の誕生日を迎えました。
勇藏さんが入所している能代市の「サービス付き高齢者向け住宅 心愛の郷」において、奥様と姪御さんご夫妻や多数の「心愛の郷」の入所者や職員が同席する中、私から寿詞とお祝い金を贈呈しました。また「心愛の郷」からも花束とケーキが用意され出席者みんなで「ハッピーバースディーの歌」を歌った後、勇藏さんがケーキのローソクの火を一気に消して盛り上がりました。
セレモニーが終わってから、勇藏さんと奥様のソノさんから「子どもたちのために使ってください」ということで、お祝い金の半額を八峰町にご寄付してくれるというサプライズがありました。
私はご寄付へのお礼を申し上げるとともに、次のようなあいさつをしました。「畠山勇藏さん、満百歳のお誕生日おめでとうございます。ご家族の皆様にも心からお祝いを申し上げます。日本は今、百歳以上の方が7万人以上おり、世界でもトップレベルの長寿国になっておりますが、八峰町でも現在百歳以上の方々が5人おり勇藏さんが6人目となりました。さらに、3月にもう2人が百歳を迎える予定であり、八峰町も日本の国と同じように「長寿王国」と呼べると思います。勇藏さんにおかれましては、これからも好き嫌いなく何でもおいしく食べて、また一日一日を大いに楽しみながら、もっともっと長生きして、町民の模範となるような明るく楽しい人生を送ってください」
祝百歳!! 本当におめでとうございました。

写真:横間の畠山勇藏さん祝百歳1
写真:横間の畠山勇藏さん祝百歳2

1月9日

交通指導隊出隊式

今年の交通指導隊出隊式は、午後3時から役場大会議室で行い、田村清一副隊長による人員報告、私の訓示、門脇町議会議長の来賓祝辞、佐々木敦隊長からの答辞と続きました。その後会場を白瀑神社に移し、パトロールカーのお祓いも含めて交通安全祈願の神事を行いました。
私は次のような訓示を行いました。

「昨年の全国の交通事故死者数は、昨年11月末現在において2859人と統計を取り始めた昭和23年以降最も少なくなり、秋田県でも交通事故死者数が37人、負傷者数が1664人、発生件数が1379件といずれも前年より減少しておりますが、交通事故死者数に占める高齢者の割合が依然として高止まりしており、また11月17日から22日にかけ3件の交通死亡事故が発生し、いずれにおいても高齢者が犠牲になったことから、三回目の「高齢者交通死亡事故多発警報」が発令されるなど、その対策が強く求められております。
また、秋田県発表の「飲酒運転等居住地別実態調査」において、昨年11月現在で酒気帯び運転が5件と昨年同期よりも3件増加し県内25市町村中23位という悲しい状況になっています。この結果は厳しく受け止める必要があり、家庭や職場、学校や地域における交通安全活動を幅広く展開し、新たな気持ちで交通安全思想の普及や啓発、交通事故防止に努めていく覚悟であります。
今後は「秋田の道路は歩行者ファースト」という意識を醸成し、高齢運転者の事故防止を含む「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に据えながら、「冬道の安全運転の励行」「飲酒運転の根絶」「後部座席を含めた全ての座席のシートベルトの着用とチャイルドシートの正しい使用の徹底」を運動の重点とし、町を挙げて交通安全運動に取り組み、飲酒運転や酒気帯び運転はもとより交通事故がない安全、安心な八峰町を目指したいと考えております。
とりわけ交通指導隊員の皆様には、その先頭に立って活動されますよう、大いに期待しているところでありますのでよろしくお願い申し上げます」

写真:交通指導隊出隊式1
写真:交通指導隊出隊式2

1月7日

(有)峰浜培養 仕事始め式

午前7時50分から会社内で、令和2年仕事始め式を行い、私は次のようなあいさつをしました。

「皆さんには正月休み中にもかかわらず、交代、交代で、栽培棟や培養棟などで勤務をしていただき、誠にありがとうございました。生き物を扱っている職業なのでカレンダーどおりに休むことができませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
昨年はシイタケ農家の皆さんが連続栽培から一棟栽培に切り替える方が増えたりということで、ホダ木販売数量が伸びていかないという結果になっていますが、今後については、新たに菌床シイタケ栽培に取り組んだり、会社の「栽培研修施設」等で研修した新規就農者の事業が本格的に始まったり、また栽培する規模を拡大するシイタケ農家もおりますので、期待をしたいと思います。 昨年も申し上げましたが、私たち峰浜培養は町の第三セクターの指定管理者であり、通常の民間のように自分の利益だけを追求してはいけない会社だと思います。菌床シイタケを栽培するシイタケ農家のすそ野を広げ、シイタケ農家とともに繁栄していかなければならない会社であると考えます。
秋田県と進めている「おがる八峰しいたけプロジェクト」については、「地元産ナラ材を活用したホダ木」生産の取り組みに着目しています。地元資源の有効活用だけでなく、シイタケ農家のコスト削減やナラ枯れ対策など、一石三鳥の効果が期待できるからであります。
いずれにいたしましても「健康」が一番でありますので、皆さんとともに心と体の健康づくりに留意しながら、菌床シイタケ10億円産地の実現に向けて、明るく楽しく元気よく頑張りましょう」

1月6日

仕事始め式

正月休みとしてはいつもよりも3日間長い9日間の休みが終了し、今日が令和2年のスタートになりました。午前8時30分から大会議室で行い、最初に出席者全員で町民歌1番を斉唱したあと、私が次のようなあいさつをしました。

「これから町長任期の折り返しとなる令和2年度当初予算編成が始まります。基本的には「結婚、出産から育児までの若者支援」「自分のふるさとに自信と誇りを持った子どもたちの育成」「農林漁業の持続的な発展」「健康寿命の延伸と元気な高齢者や女性が活躍できる環境づくり」「高齢になっても住み慣れたところで安心して誇りを持って暮らせる地域づくり」を5つの重点として考えていますが、今回は特に、「若い大人を増やす」「子育て世帯を応援する」「農林漁業の担い手を確保・育成する」という三つの視点を意識しながら、また新たに始まる「まち・ひと・しごと創生総合戦略」や最終年度となる「八峰町第二次総合振興計画」の集大成も意識しながらとりまとめたいと考えております。
また、八峰町の歳入の約半分を占める普通交付税が、合併算定替えの段階的縮減が最終年となることや急激な人口減少などにより大きく減少していくほか、歳出面でも、会計年度任用職員制度の開始による人件費の増大、過去に借り入れた地方債の元金償還開始による公債費の増など、厳しい状況を見込んでおります。これまで以上に、これまでの事業の進捗状況等を適正に検証、評価しながら取捨選択を進めなければならないと思っております。
その一方で、子育て世帯の経済的負担の軽減や住宅新築支援、峰浜地区統合子ども園の開園やコミュニティースクール事業の推進、増え続ける空き家の実態調査を踏まえた「空き家等対策計画」の策定と将来的に危険になる空き家等の除却支援、菌床シイタケ10億円産地の実現や地元産ナラ材を使った菌床ブロックの製造、交通弱者の移動手段確保に向けた新たな交通システムの構築、健康教室や介護予防教室の積極的な開催など、取り組まなければならない事業が目白押しの状況にあるのも事実でありますので、皆さんとともに知恵を出し合い、またこれまでの経験などを活かしながら、元気な八峰町、将来的にも夢と希望がある八峰町を実現したいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。いずれにいたしましても全ての基本は健康であります。お互いに心と体の健康づくりに留意しながら、今年一年、町民の皆様に満足していただけるよう、明るく楽しく元気よく頑張りましょう」

引き続いて開催した課長会議では、今年もまた「組織としての一番の危機管理は不祥事を起こさないこと」を共有するとともに、引き続き自分の部下のメンタルヘルスに気をつけること、大きな声でのあいさつ、風通しの良い職場づくり、タイムリーな報告・連絡・相談、現場主義などについてお願いし、最後に、役場職員は地域を元気にするメインエンジンであり、役場職員が地域における若い大人として地域と積極的に関わってほしいということをお願いいたしました。

写真:仕事始め式

1月5日

令和2年 消防出初式

いつもながらの吹雪まじりの大変寒い中、午前9時30分から秋田銀行八森支店前で消防団による分列行進を行いました。第1分団から第15分団の団員とポンプ車や積載車による、気合いの入ったきびきびとした分列行進でした。
10時30分からは会場を「ファガス」に移し式典を行いました。式典は、出席者による国歌斉唱、殉職消防関係者に対する黙祷、私の式辞、本多消防団長と長門八峰消防署長の訓示、長年にわたり消防・防災活動に功績があった消防団への秋田県知事表彰、秋田県消防協会長表彰、秋田県消防協会能代市山本郡支部長表彰、八峰町長表彰、さらに日ごろから地域を巡回し「火の用心」の呼びかけを続けている少年警火団への記念品授与と続きました。
その後、秋田県知事代理の岡崎山本地域振興局総務企画部長、能代警察署長代理の伊藤地域課長、門脇八峰町議会議長の祝辞をいただき、受賞者を代表した笹村副団長の謝辞、出席者による秋田県消防の歌斉唱と続き、最後に水木町議会総務民生常任委員長の万歳三唱で式典を終了しました。
私は次のような式辞を述べました。

「昨年を振り返りますと、本町では、建物火災が3件、林野火災が1件、人的被害なしという状況で終わるはずでありましたが、年末の12月27日の朝4時過ぎに一人の方が亡くなってしまう建物火災が発生してしまいました。まだ暗く、また冷たい雨が降る中で、消防署と消防団の懸命な消火活動のお陰により隣家への延焼を防げたことは良かったのですが、高齢の方が逃げ遅れて亡くなってしまったのは大変残念でありました。亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、火事にあわれた方に心からのお見舞いを申し上げます。
一方、全国に目を向けますと、9月から10月にかけて発生した台風15号と19号は、関東地方に観測史上最強クラスで上陸し、送電線鉄塔や電柱の転倒により長期間にわたった大規模停電を始め、記録的な大雨による「阿武隈川」など誰もが知っている大きな河川の堤防決壊により多くの家屋等が浸水するなど、復旧までに長い期間を要したこともあり日常生活に大きな支障をきたしました。幸い本町では、人的被害はもとより農業施設等にも大きな被害はありませんでしたが、ひとたび大災害が発生した際の被害の拡大を防ぐには、行政機関による「公助」だけでは限界があり、自らの身は自らで守るという「自助」とともに、普段から顔を合わせている地域や近隣の人々が互いに協力し合い防災活動に組織的に取り組む「共助」が必要であり、「自助」「共助」「公助」が有機的につながることが大切であると考えます。
また近年、「数十年に一度」とか、「過去に経験したことがない」というような言葉が常態的に使用されるなど、毎年のように各地で大規模な自然災害が発生しており、こうした状況の中で私ども自治体には、災害時における迅速な情報収集と状況把握、空(から)振(ぶ)りを恐れない避難情報提供などが求められており、そのための体制整備が重要であると認識しております。町としても、消防団と連携しながら、組織強化と消防団員の確保を図るとともに、消火栓や防火貯水槽の整備、小型ポンプ積載車の更新など消防設備の充実に努め、総合的な消防力の強化を着実に推進してまいりますのでよろしくお願いいたします」

写真:令和2年消防出初式1
写真:令和2年消防出初式2
写真:令和2年消防出初式3

1月1日

田中新春綱引き大会

田中郷中(木藤直総代)主催の「第40回田中新春綱引き大会」は、吹雪まじりの荒れ模様の中、田中公民館前で盛大に開催されました。鏡割りから始まり、2回にわたっての餅つき、自治会を3班に分けての綱引き、子どもたちと親御さんの綱引き、豪華景品があたる抽選会と例年どおり賑々しく行われました。私も次のような祝辞を述べました。

「この新春綱引き大会は今回で第40回目という大きな節目を迎えたと伺っております。これほどまで長く続けることができたのは、田中自治会の皆様のまとまりのよさはもちろんですが、親から子へと年代を超えてバトンがスムーズに渡されてきたからであり、歴代の自治会役員の皆さんのご努力やご労苦を始め、参加してくれた住民の皆さんのご協力に対しましても、深く敬意を表する次第であります。子供の頃からこのイベントで育ち、子どもの頃からこのイベントの楽しさを身をもって知っている皆さんにおかれましては、一年中で最も厳しい気象条件の時期にもかかわらず、このイベントを楽しみにして帰省されている方々も多くいるものと思います。
人口減少や極端な高齢化や少子化が進行し、住民同士のコミュニケーションが希薄になりがちな中で、長い間続けてこられたことは、まさに他の地域の模範であり、これからも50回、100回を目指して、頑張っていただきますようご期待申し上げます。昨年初めて参加させていただき、20年以上ぶりとなる「もちつき」などに参加し存分に楽しませていただきました。今日も、令和の時代になって初めてのお正月イベントを、皆さんとともに大いに楽しみたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします」

写真:田中新春綱引き大会1.png
写真:田中新春綱引き大会2.png
写真:田中新春綱引き大会3.png
写真:田中新春綱引き大会4.png

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