2021年08月25日 記事ID: 876

8月25日

民生委員推薦会

民生委員・児童委員が不在になっていた滝の間および小手萩・内荒巻地区について、自治会長から推薦があり、後任の民生委員・児童委員を秋田県知事に推薦するために開催しました。

開会に当たって私は次のようなあいさつをいたしました。

「今日は、民生児童委員の適任者が見つかっていなかった「滝の間」および「小手萩・内荒巻」地域において、自治会長さんから適任者の推薦がありましたので、秋田県知事に推薦するための審査していただくために開催いたしました。
八峰町の高齢化率は、来月に新しい数字が出ますけれども、昨年7月現在で48.4%と全県の5番目、女性に限っては53.7%と全県の四番目となっています。今後、高齢者の社会的孤立や認知症にかかってしまう方々が増えていくことを始め、80代の親と50代の無職の子どもが一緒に暮らす「80(はちまる)50(ごーまる)問題」や老々介護など、私たちを取り巻く環境には大変厳しいものがあります。地域の最前線で活動している民生児童委員の皆様の役割は、地域住民と行政や社協や地域包括支援センターとのパイプ役としてますます重要になっていくものと考えています。
全国的にも民生委員のなり手がいないという状況の中で、今回は61歳の方と私の高校同期の方が新規に手を挙げてくれました。よろしくご審査くださり適切な判断をお願い申し上げます」

8月24日

令和3年度第1回八峰町地域公共交通会議

午後2時から役場大会議室で行われました。今日の会議は、6月から9月まで実施している「巡回バス試行運行利用状況」を報告するとともに、「10月から来年3月まで実施予定の「巡回バス試行運行内容」を協議するために開催いたしました。この会議の会長は要綱により副町長となっているので、私は冒頭のあいさつのみで退席しましたが、有意義でかつ活発な意見交換があり、また巡回バスの試行運行は町が示した原案で行うこととなったと報告を受けました。

地域公共交通会議は、国の機関である秋田運輸支局や河川国道事務所、県の山本地域振興局、能代警察署、バス事業者、住民代表らで構成され、新しい地域公共交通システムを検討するには、これ以上ないというメンバー構成になっています。

私は次のようなあいさつをいたしました。

「新型コロナウイルス感染症の影響が今日の会議にも出ておりまして、東北地方整備局能代河川国道事務所とオブザーバー参加の秋田県交通政策課が参加できない状況になってしまいました。新型コロナウイルス感染症の第5波のピークがまだ見えない状況ではありますが、一日でも早く収束してくれることを願っているところであります。
さて、八峰町では、極端な高齢化の進行に伴い免許返納問題等が顕在化し、車を運転できなくても通院や買い物ができるようにする「新しい地域公共交通システム」をどうするかが、大きな問題になっていました。そこで、令和元年度に町役場の若手職員で構成するプロジェクトチーム「地域公共交通庁内検討会」を設置し、8回の検討会を開催し、難しいプロジェクトをスムースに離陸させるための下準備を行いました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大という困難がありましたが、2年目の昨年度に第1回目の試行運行を実現し、3年目の現在において、第2回目の試行運行を行っているところです。
1000人以上も対象としたアンケート調査で約90%という極めて高い回答をいただいたことや、200件以上もの切実なご意見等をいただいたことは、このプロジェクトに対する高齢者の皆様の期待の高さを感じ、それがまた担当者の頑張りの背中を押してくれたと思っています。今日は、今年の6月から行っている試行運行の結果を報告するとともに、9月議会に補正予算として提案する予定の「10月から3月まで」の試行運行の内容についてご説明し委員の皆様からご意見をいただくこととしています。
秋北バスさんのご理解とご協力や秋田運輸支局さんからのアドバイスなどもあり、最終形に近い「バス事業者と連携した新しい地域公共交通システム」の骨格ができたのではないかと思っています。もちろん、町として、これから説明する案に固執するものではありませんので、皆様からも様々なご意見やご提言をいただきながら、住民の皆様にとって便利で、かつ経済的にも効率的な新しい地域公共交通システムを実現できればと考えております。
このプロジェクトは、八峰町に住む方々が、将来の私も含めて、住み慣れたところで安心して誇りを持って暮らせるようにするために必要不可欠なシステムでありますので、皆様のお力をお借りして実現したいと思っております」

写真:地域公共交通会議1

8月16日

東京2020パラリンピック聖火フェスティバル「秋田県の火」集火式

午後3時から、秋田市御所野のイオンモール秋田のセントラルコートで開催されました。東京2020パラリンピック聖火リレーのための火の誕生のことを「採火」と呼び、今日の聖火フェスティバルは、県内25市町村において、それぞれアイディアをこらしながら「採火」した火を一つに集め、「秋田県の火」として東京へ向けて送り出すためのセレモニーであります。

最初に東京2020大会聖火リレー秋田県実行委員会会長である佐竹知事があいさつし、その後、25市町村の代表が、それぞれの市町村における採火式の状況が大型ビジョンに映し出される中、順に、秋田県ランタンに市町村の火を移し、25市町村の熱い思いがこもった火が一つのランタンに集まり、「秋田県の火」が誕生しました。「八峰町の火」は私が県ランタンに移させていただきました。

引き続いて、「秋田県の火」を東京へ送り届ける出立式が行われ、一般社団法人秋田県障がい者スポーツ協会の佐々木光雄会長があいさつした後、主催者の佐竹知事から佐々木会長へトーチが渡され、佐竹知事が先ほどの秋田県ランタンから取り出した火をトーチへ点火し、25市町村の思いがこもった火がトーチに灯りました。本来であればこのトーチを直接東京に届けることになっていましたが、緊急事態宣言が発出されている東京との往来を最小限にするという観点から、今日の画像と動画を送るバーチャルな方式に変更されました。まさに新型コロナウイルス恐るべしであります。

写真:集火式1
写真:集火式2

8月12日

東京2020パラリンピック聖火フェスティバル「八峰町の火」採火式

午前10時から、峰栄館駐車場において、八森小学校の代表1名と峰浜小学校の代表1名に出席していただき、東京2020パラリンピック聖火リレーのための「八峰町の火」を誕生させる「採火式」を行いました。私のあいさつの後、パラリンピック日本選手団に向けた町内の小中学生全員からの応援メッセージを掲示したパネルの前で、代表2名が、生涯学習課の職員の手助けを受けながら、縄文時代の木と木の摩擦で火をおこす「舞ぎり式火おこし」という方法で「八峰町の火」を採火しました。

見学に訪れた峰浜ポンポコ子ども園の園児たちが、「舞ぎり式火おこし」に苦戦している2名に向かって声援を送っていました。

私は次のようなあいさつをいたしました。

「日本人アスリートがこれまでにない輝きを見せてくれ、多くの国民が感動し、誇らしく思ったオリンピックが終わり、今月の24日からは「東京2020パラリンピック」が開催されます。新型コロナウイルスへの感染者数が急激に増加している中でのパラリンピックとなりますが、オリンピックと同様に、スポーツの素晴らしさやスポーツの力で、再び我々に感動や勇気を与えてくれることを期待したいと思います。
これからパラリンピックの聖火リレーのスタートとなる「八峰町の火の採火式」を行いますが、八峰町では、八森小学校と峰浜小学校と八峰中学校の児童・生徒から、日本のアスリートへのエールとなる応援メッセージをいただきました。この後、八森小と峰浜小の児童代表から、縄文時代の「舞ぎり式火おこし」という方法でおこした火を私が持つランタンへ移してもらい、8月16日に秋田市で開催される「秋田県聖火フェスティバル」に、すべての児童生徒の思いがこもった「八峰町の火」として届けることとしています。
一生に一度経験できるかどうかという、神聖かつ厳粛なセレモニーですので、よろしくお願いいたします」

写真:採火式1
写真:採火式2

8月11日

八峰白神ジオパーク推進協議会 令和3年度 第1回運営委員会

午後1時30分から、役場大会議室において、白神ネイチャー協会、白神ガイドの会、商工会、町内小中学校、JA、漁協、白神ジオパークガイドの会、文化財保護協会などを委員とする第1回運営委員会を開催しました。

始めに運営委員長の選任が行われ、今年度新たに設立された「八峰白神ジオパークガイドの会」会長の西出静さんが運営委員長になりました。その後、令和3年度上半期の活動報告やジオパークのマスタープランの更新などについて意見交換しました。新型コロナウイルス感染症の影響により、日本ジオパークネットワークがらみの会議や東北や秋田県の事業が、リモートや中止になる中で、八森小学校と八峰中学校においてジオパークの出前授業が活発に行われていることを伺い大変嬉しく思いました。

私は次のようなあいさつをいたしました。

「私たちが様々な知識を覚えたり知ったりするには二つの方法があると思います。一つは学校の授業や自分で調べたりして「記憶」して覚える方法であり、もう一つは現場で自らが「体験」しながら覚える方法であります。「記憶」と「体験」、どちらが身につくかといえば、私は「体験」の方だと思っています。詰め込まれた知識は忘れがちであり身につくまでにはしばらくの時間が必要でありますが、自らが体験したことはその時点から特別な「思い出」として残るからだと考えます。
こうした観点からジオパーク活動を見てみますと、八峰町は、全国で43地域しか名乗れない素晴らしい資源に直接ふれあうことができる地域であり、ジオパーク活動は、自分が生まれたふるさとや自分が暮らしているふるさとに「体験」を通じて自信と誇りを持っていただける活動であり、ふるさとを愛する心を育むことができる活動だと思います。
私はいつも、ジオパークというのは単なる自然環境保護でもなく、単なる観光振興でもなく、教育と文化とサイエンスを所管する「ユネスコ」の事業であることを念頭におきながら、地域に住んでいる大人や子どもたちにわかりやすく普及啓発するとともに、活動への参加も促しながら、「おらほのジオパーク」として、ジオパークを生活の一部として活用できる環境づくりを進めることが大切である、ということを申し上げてまいりました。
「八峰白神ジオパーク」ガイドの会が設立されたこともさることながら、八峰中学校や八森小学校や峰浜小学校の生徒児童によるジオパークを体験する活動を始め、ガイドの会による出前講座や森林科学館を拠点とする無料のジオサイト案内など、まさに的を得た活動であり、今後に大いに期待しているところであります」

8月3日

道の駅移転に向けた懇談会

午後3時から、役場大会議室において、ハタハタの里観光事業(株)、産直ぶりこ、御所の台オートキャンプ場、ドライバーレストラン海、商工会、観光協会など、御所の台エリアに関係する皆さんに出席していただき、開催いたしました。活発な意見をいただくために、先に開催した、鉄道やバス事業者、観光事業者と意見交換した内容を参考資料として提供しながら意見交換しました。

様々なご意見、ご提案をいただきましたが、キーワード的に整理すると、御所の台エリアの立地条件を生かした「日本海と夕日が見える道の駅」「温泉がある道の駅」「鉄道の駅がある道の駅」などがイメージされました。

私は次のようなあいさつをいたしました。

「今日は、現在、「お殿水」のところにある道の駅「はちもり」を「御所の台エリア」へ移転するに当たって、このエリアに関係する皆さんにメリットを及ぼすような「あるべき姿」について意見交換させていただきたいという趣旨で集まっていただきました。先月にはバス事業者やJRといったこのエリアをよく利用される皆さんに集まっていただき、利用する側にとっての「あるべき姿」について意見交換し、皆さんにも参考資料としてお渡ししましたが、様々な前向きなご意見をいただきました。
道の駅「はちもり」を現在の「お殿水」のところから御所の台エリアへ移転することについては、秋田県や国土交通省等との協議や調整を経て、「道の駅としての機能を満たすことを条件として認められる」という回答をいただいています。 町では、道の駅を移転する「御所の台エリア」については、ハタハタ館を中心に、あきた白神体験センター、産直ぶりこ、オートキャンプ場、御所の台ふれあいパーク、あきた白神駅など、多くの施設が集中しているエリアであり、元気な八峰町づくりの北の拠点であり、観光面では北の玄関口と考えています。これまでも、皆さんを始め、バス事業者やJRなどとともに、このエリアの賑わいづくりをどうすればいいかという意見交換会を行ってまいりましたが、今日は、これまでのような、このエリアをどうするかという漠然とした意見交換ではなく、実際に道の駅「はちもり」が御所の台エリアに移転されてくるということを前提としたより具体的な意見交換を行えればと思っています。
「道の駅」については、単なる駐車場やトイレや情報発信だけでなく、直売所やレストランや観光レクリエーション施設などを隣接させ地域を元気にする拠点として機能することが求められております。特にこのエリアについては、直売所やレストランなどを新たに作らなくても、ハタハタ館や産直ぶりこと連携することで国が求める機能を発揮できますし、ハタハタ館の温泉を活用することで個性的な道の駅にすることも可能であると考えています。
また、道の駅の機能面に対する考え方が変わってきており、道の駅を有事の際の広域的な防災拠点にするべく、道の駅の防災機能を強化する動きが見られるようになっています。今後の進め方につきましては、今日の懇談会と、先般のバス事業者やJRからいただいたご意見をベースに「基本計画」の策定につなげ、国や県との調整に入りたいと考えています。
いずれにいたしましても、道の駅「はちもり」の移転が契機となって、このエリア全体の集客力がアップするとともに、ここを訪れる方々へのサービス向上につながるなど、町全体の観光や商工業の振興につながるような道の駅を目指したいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます」

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