2025年04月01日 記事ID: 2344

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症とワクチン接種の効果について

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年若い女性の子宮頚がん罹患が増えています。

HPVの中には子宮頚がんをおこしやすい種類(型)のものがあり、HPVワクチンは、このうち一部の感染を防ぐことができます。

詳細は、ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~をご覧ください。

定期接種対象者

八峰町に住民登録がある小学6年生~高校1年生相当年齢の女子。

 ※予診票等は、中学校1年の5月頃に個別通知します。

 ※令和7年度高校1年生相当の女子は、公費で接種できるのは令和8年3月31日までです。

接種回数・スケジュール

中学1年生~高校1年生相当年齢の間に必要回数(推奨時期は中学1年生の間に9価なら2回、2・4価なら3回)

サーバリックス(2価ワクチン)とは

子宮頸がんの原因の約6割を占めているHPV16、18型の2種類のウイルスの感染を予防します。

ガーダシル(4価ワクチン)とは

子宮頸がんの原因の約6割を占めているHPV16、18型と子宮頸がん及びその前がん病変、外陰上皮内腫瘍、膣上皮内腫瘍、尖圭コンジローマなどの発症に関係しているHPV6、11型の4種類のウイルスの感染を予防します。

シルガード9(9価ワクチン)とは

HPV16型と18型に加え、子宮頸がんに関連するほかの5種類(31型、33型、45型、52型、58型)まで含み、子宮頸がんの原因の80~90%を予防します。(令和5年4月~定期接種で接種が可能となりました。)

かかりつけ医療機関で当該定期接種を受けられる方及びその保護者の方に対し、当該定期接種について、接種前に改めて御理解いただくことを目的に、厚生労働省においてリーフレットが作成されています。接種前にご参考ください。

接種が受けられる医療機関

能代山本地区協力医療機関一覧[48KB] へご予約のうえ、必要回数の接種を受けてください。

既に自費で接種を受けられた方への払い戻し(償還払い)

平成9年4月2日~平成17年4月1日までに生まれた女性で、接種対象年齢を過ぎてから(高校2年生相当)自費で接種された方には、その費用を全額お支払いします。必要な書類をそろえて窓口へお越しください。

【提出書類】

・接種に関わる実費の額、回数を証明できる書類原本(領収書など)

・接種記録が確認できる母子健康手帳や予防接種済証などの写し。

・振込口座を確認できる通帳またはキャッシュカード。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種について

誕生日が平成9年4月2日から平成21年4月1日までの女性で、2022年4月~2025年3月末までにHPVワクチンを1回以上接種した方が、公費による接種を希望する方は、2026年3月末までに2回目・3回目のワクチンを接種することをご検討ください。

詳細は下記画像をクリックしてご覧ください。

HPVワクチンに関するQ&A

厚生労働省のHPVワクチンに関するQ&Aをご参照ください。

お問い合わせ先

福祉保健課

電話番号:0185-76-4608

FAX:0185-76-2113

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