12月7日
薬膳メニュー 知事試食会
秋田県庁3階第一応接室において、午前11時30分から、「道のレストランはっぽう」の太田たかねさん、「農家民宿花みずき」の本多淳子さん、「果樹農家のレストラン しらかみカフェ」の笠原昇子さん、指導してくれた薬膳実践学院の瀧本靖子先生とともに、生薬であるキキョウの根っこ(規格外)を使った薬膳メニューを川原誠副知事に試食していただきました。
3人のシェフの皆さんは、事前に4階の農林水産部において、持参したガスコンロ等で調理し、時間を考えながら、試食会にのぞみました。予定では知事に試食いただくことになっていたのですが、都合が悪くなり、急きょ川原副知事に試食していただくことになりました。
小坂純治山本地域振興局長の司会で始まり、私から、生薬事業の概要と薬膳メニューの開発経緯などについて簡単に説明し、いよいよ試食開始となりました。最初は「道のレストランはっぽう」の赤・黄・白の彩り鮮やかな「パワーアップ滋養スープ(3種)」、次は「農家民宿花みずき」のこれも彩り鮮やかな「キキョウ入り美肌薬膳」、占めは「しらかみカフェ」の創意工夫たっぷりの「梨とキキョウの薬膳パスタ」と「ハタハタとカラスミの薬膳パスタ」の順に味わっていただき、川原副知事からは「おいしい」のはもちろんのこと「健康になった気がする」とお褒めの言葉をいただきました。小坂振興局長の司会進行も的確でポイントポイントで上手に瀧本先生を活用するなど、見事な采配でした。
実は今回の副知事試食会はここからが凄かったのであります。「薬膳」とか「生薬」という言葉がヒットしたのか、ものすごい数のテレビや新聞の取材攻勢があり、ほとんど経費をかけていないのに、ビックリするほどの宣伝効果があったと思います。3人のシェフの皆さんもこれほどの質問攻めは初めての経験だったと思いますし、満足されたのではないでしょうか。
今回の試食会のお陰で、キキョウを使った薬膳メニューの将来可能性にずっしりとした手応えがありましたし、新たな特産品の誕生を感じました。
関係されたすべての皆さんに感謝です。大変お疲れ様でした。
12月5日
FM秋田「水曜MIX」に出演
かなり前から出演をお願いされ、できるだけ遠くにという思いで12月になったらokと答えていたのですが、とうとうその日がやってきてしまいました。FM秋田の「水曜MIX」という番組で、「水曜MIX」自体は3時間番組ですが、私の出番は「藤田ゆうみん」さんというアナウンサーとのトークで午後5時35分から45分までの10分間の出演でした。北羽やサキガケのラジオ番組表にも、市町村長出演という内容がなかったので誰も気がつかなかったと思いますが、定期的に市町村長等とのトーク番組を行っており、加藤前町長も出演されていたとのことでした。
事前にディレクターとアナウンサーと3人で打合せをするのですが、そのとおりにいくはずもなく、またものすごく大きなマイクが目の前にあったこともあり、久しぶりに胸がドキドキするという緊張感を感じました。様々な経験をしてきたこともあり、今では「あがる」という感覚がほとんどないのですが、まだまだ若いところがあるなあと思いました。人生というのは何が起こるかわからないし、面白いものだなあと改めて感じたところであります。
私からは、遅ればせながらの就任のあいさつから始まり、生薬栽培事業とさりげなくの12月7日(金)に生薬を使った薬膳料理を知事に試食してもらうことの告知、さらには年が明けた1月20日(日)にあきた体験センターで行う「親子で体験隊!あきた白神の冬をエンジョイ!」というイベントをPRしました。リクエストもokということで、大好きな吉幾三の「立佞武多」をお願いしました。
ラジオ放送がオンになった瞬間に「藤田ゆうみん」さんの顔の表情と声の質が一変するプロの技を目の当たりにし、流石だなあと感動しながら、人生初体験となるラジオ生放送を楽しんでまいりました。