11月28日
全国町村長大会
全国926の町村長が一堂に会する年に一度の全国町村長大会は、東京・渋谷のNHKホールで開催されました。
最初に全員で国歌を斉唱し、全国町村会の荒木泰臣会長(熊本県嘉島町長)が主催者を代表してあいさつした後、来賓として安倍晋三内閣総理大臣(山口県)が祝辞を述べ、山口県町村会の席が舞台の一番前だったことから「私にご配慮していただき‥…」と笑わせ、続いてあいさつした大島理森衆議院議長(青森県)が、青森県町村会の席が2階席の一番奥だったことから「私にご配慮していただき‥…」ともっと笑わせて、次いで総務大臣代理の鈴木淳司副大臣(愛知県)、「片山さつき」まち・ひと・しごと創生大臣(静岡県)、二階俊博自由民主党幹事長(和歌山県)、櫻井正人全国町村議会議長会会長(宮城県利府町議会議長)が祝辞を述べました。
壇上には多くのいすが並べられ、国会議員が入れ替わり立ち替わり座られ、その都度司会が紹介し、紹介されるとすぐに退席されるというあわただしい状況にありました。
議事に入り、「一億総活躍社会の実現に向け、地方創生のさらなる推進を図ること」や「まち・ひと・しごと創生事業費を拡充するとともに、地方交付税等の一般財源総額確保すること」など12本を柱とする大会決議と西日本豪雨や北海道胆振東部地震などを背景とした「大規模災害からの復旧・復興、全国的な防災・減災対策の強化に関する特別決議」と「車体課税に係る地方税収の確保に関する緊急決議」を満場で採択し、さらに、これらを実現するための実行運動を展開することを確認し、大会が終了しました。
その後、会場を変えて、恒例となっている北東北三県町村長中央研修会を開催し、テレビでおなじみの東京大学客員教授の「御厨 貴」氏から政治に関する時局展望というテーマの講演がありました。ちなみに、秋田県は12町村ですが、青森県は29町村、岩手県は16町村でした。
11月22日
赤十字災害救援車 贈呈式
日本赤十字秋田県支部から「赤十字災害救援車」をいただきました。秋田県支部は秋田市にありますが、梅井一彦事務局長が遠路はるばる八峰町まで届けてくださいました。梅井事務局長とは大学が同窓であり、かつ私の県庁時代に大変親しくさせていただいた方であり、久しぶりの再会で四方山話に花が咲いてしまいました。
贈呈セレモニーではとても大きな「カギ」をいただき、私からは「災害が発生しないことが望ましいが、今年のように台風21号、24号、25号と立て続けにやってくる何が起こるかわからない時代であり、有事の際には存分に活躍してもらうし、それ以外でも住民の安全や健康保持、地域福祉の増進などに有効に活用させていただく」と、御礼のあいさつを申し上げました。
平成23年度にも車両をいただいており、日本赤十字秋田県支部には感謝、感謝です。
11月21日
ことぶき大学健康講話並びに芸能発表会
今年度の最後のカリキュラムとなる「ことぶき大学健康講話並びに芸能発表会」は、ファガス文化ホールにおいて、270人が参加して開催されました。八峰町内一のマンモス校らしい流石の参加者数でありました。
午前中は健康講話として、「合川にわか劇団」による「みんなが主役 ドタバタ笑劇場」というテーマのお話しと寸劇で楽しみました。劇団代表の関源一さんの巧みに計算された笑わせる話術に感動しましたし、会場にいる参加者や来賓の皆川鉄也副議長も出演させられた寸劇も見事でありました。笑いが心と体の健康づくりに良いということはみなさんよくご存知のことであり、会場いっぱい笑いに包まれた大変素晴らしい時間を過ごすことができました。
昼食後は、ことぶき大学生の歌や踊りなど、日ごろの練習成果を発表し合う「芸能発表会」が行われました。沢目駅前の赤塚一雄さんによる「クイズ」から始まりましたが、私は午後1時30分からの会議があったため、残念ながら最初のところしか楽しむことができませんでした。来年は最後まで見られるよう日程調整を頑張ります。
11月20日
行政協力員会議
平成30年度第2回八峰町行政協力員会議が、峰栄館において、午後3時から八峰町内の自治会長及び町内会長34名が出席して開催されました。
今回の行政連絡員会議は、それぞれの地域の要望事項について、八峰町としての回答を説明し、それに対する意見交換を行いました。側溝改善や路面補修など建設関係を中心に36件の要望をいただきましたが、事業規模が大きすぎてすぐには取り組めないものもありましたが、町としては、住民の皆さんが健康で快適に暮らせるよう、すぐ実施できるものは早急に改善することとし、その他の要望についても、実施時期などを地元と協議しながら、なるべく早く改善できるよう取り組んでいきたいと考えていることをお話ししました。
また、5月に開催された第1回行政協力員会議でお話しした自治会ごとの「町長と町政を語る会(仮称)」については、私の日程がかなりタイトな状況でありますが、来年の1月から、各自治会の総会等にあわせて実行することといたしました。早速、岩館第二自治会が申し込んでくれました。あまり難しい話にならないように工夫しながら、八峰町や地域の課題などを説明し、意見交換したいと考えています。
11月18日
八峰町関東ふるさと会
10周年という大きな節目を迎えた「八峰町関東ふるさと会」は、東京の「アルカディア市ヶ谷」において、午後0時から、ふるさと会員や来賓をあわせて、例年を大幅に上回る約300人が参加して開催されました。
始めに小手萩出身の神馬信一会長と私があいさつをし、総会の議事が進行され、結果として平成29年度事業報告と収支決算、平成30年度事業計画(案)と収支予算(案)は原案どおり承認されました。役員改正も行われ、神馬会長が勇退し、中浜出身の戸田(旧姓:白木)眞理さんが新たに会長に就任しました。
お待ちかねの懇親会は、県東京事務所長の代理として工藤副主幹があいさつをし、10周年を記念しての鏡開きも行われ、門脇直樹議長の乾杯で賑々しくスタートいたしました。八峰町の新米で作った「きりたんぽ」の鍋を味わっていただきながら、10周年に花を添えるために参加した「茂浦民謡同好会」の通り踊りや石川郷土芸能保存会の奴踊りと駒踊り、さらには毎年恒例になっている豪華景品が当たる抽選会などで大いに盛り上がりました。
会場入り口付近では、白神八峰商工会と産直「おらほの館」が持参した地酒やハタハタずし、トマトや漬け物などのふるさとの物産販売コーナーが設置され大いに賑わっていました。さらに雄島花火大会実行委員会が協賛金を呼びかけていました。
最後に「ふるさと」を全員で合唱しお開きとなりました。ふるさと会員のふるさとに対する熱い想いをたくさんいただいたほか、私自身も50年ぶりとなる同級生との再会や小さい頃に同じ集落で遊んでもらった先輩や同じ集落の後輩との再会など、たくさんの「元気」をいただいてまいりました。いずれにしても大盛況な「八峰町関東ふるさと会」でした。
11月16日
横間の菊地フヨさん祝百歳
横間で漁師の旦那さんの手伝いをしていた菊地フヨさんが、今日、八峰町で5人目の百歳を迎えました。
フヨさんが入所している中浜の「グループホーム親孝の里」において、娘さんや多数の「親孝の里」の職員が同席する中で、私から寿詞とお祝い金を贈呈しました。
フヨさんは百歳になっても、娘さんとしっかりとしたコミュニケーションがとれていて、その姿を本当にうらやましく思い、私もあやかりたいということから、思わず両手で握手をしていただきました。
八峰町の現在の最高齢は102歳ということをお話しし、追い越すことは難しいけれど、新記録を目指して頑張ってほしいとあいさつしました。
出席者みんなで「ハッピーバースディーの歌」を歌った後、フヨさんが「親孝の里」で用意したケーキのローソクの火を一気に消してからくす玉を割っていました。ケーキは大好きとのことでした。
その後、「エフリー田吾作」こと大信田の後藤則夫さんの懐かしい歌で楽しんでいました。
祝百歳!! 本当におめでとうございました。
11月9日
八峰町社会福祉大会
第13回八峰町社会福祉大会は、ファガスにおいて、午後1時30分から、地域福祉関係者約200人が参加して開催されました。私は、八峰町長と八峰町社会福祉協議会会長とを兼務しておりますので、どちらの立場で参加すべきか悩みましたが、今日は、町長ではなく社協会長として参加し、日沼一之副町長が私のあいさつを代読することといたしました。これ以外にも、町長と社協会長の両方にご案内をいただき、かつ両方に祝辞のお願いがされるケースが多々あり、町長と社協会長との兼務には、かなり難しいところがあると感じています。
大会ではまず、八峰町の地域福祉増進において特に顕著な功績があった方々など18個人と1団体に表彰状や感謝状を贈呈し、その後、日沼副町長、門脇直樹町議会議長、武藤順洋県山本福祉事務所長の順に来賓のあいさつをいただきました。続いての基調講演は、テレビやラジオでおなじみの石垣政和さんが「笑うあなたに福来たる」というテーマでお話しされ、笑いが心と体の健康づくりに良いということをよく知っている参加者ばかりでしたので、お帰りになる際には皆さん大変いい笑顔をしておりました。
さらに、社協職員で結成する「笑(^^劇団」が、自分たちの事業を自分たちで作成したスライドと秋田弁のナレーションにより紹介するコーナーもあり、社協がどのような事業に取り組んでいるかという理解も深まりました。
本日の大会が、私たちの絆をさらに深め、様々な地域の問題や課題を共有しながら、住民一人一人が地域の一員として支え合っていくキッカケになればと強く思いました。
11月8日
地域コミュニティー創生シンポジウム
「住み慣れた地域で暮らし続けるために」というテーマの「地域コミュニティー創生シンポジウム」が、午後1時から、ホテルクラウン秋北(大館市)において開催され、私自身がパネラーとして参加しました。
はじめに(一社)持続可能な地域社会総合研究所の藤山浩所長が基調講演し、藤山先生自らが八峰町の人口分析をしながら、出生率の向上、若者の流出3割軽減、総人口の1%の定住増加を続けていけば、八峰町の総人口が5千人程度で安定し、高齢化もストップするという提言も含んだ講演をしてくれました。私は以前から、少子化問題の答えは誰もが知っているが、その答えまでどのようにしてたどりつくかが難しいと思っていたので、八峰町のことを取り上げていただいたことには感謝でしたが、「目からウロコ」のようには感じませんでした。
午後2時30分からはいよいよ八峰町長としてのパネリストデビューです。地域との関わりの分野で頼まれればokというこれまでのポリシーから、町長職わずか半年という状況にもかかわらず引き受けてしまいましたが、八峰町の現状について、これまでの50年間で総人口が半分になり、これからはそのスピードが2倍になり今後25年間でさらに半分になること、またこういう状況を生み出したのは若い大人の減少であり、特にこの50年間で15歳から49歳までの女性が1/4になっていることを説明し、若い大人をいかに増やすかが最重要課題ということを訴えました。
パネルデスカッションの終わりに特別に発言を許可してもらって、会場にいる県職員の後輩たちに「あなた方が県庁に入ったときから自分の生まれたふるさとに帰るという人生設計をすれば、市町村が変わって秋田県も変わること」、また会場にいる市町村職員に対して「あなた方が在職中はもとより定年退職後においても、自分が住んでいる地域とより一層深く関わっていけば市町村が変わって秋田県も変わる」という発言をしたら、会場から大きな拍手をいただきました。
同じように考えている方々がたくさんいることに、まだまだあきらめないぞという思いを強くしました。
10年前、堀井総務企画部長、森田総務企画部次長として一緒に仕事をしていた堀井副知事と、また同じテーブルで意見交換できたことが何よりも嬉しく感じました。
11月4日
(株)秋田アルス45周年・AOS(株)35周年
(株)秋田アルス45周年・AOS(株)35周年の記念式典が、あきた白神温泉ホテルにおいて、午前10時30分から約140人が出席して開催され、はじめに金谷信栄社長が「これからも社員とともに高い技術力を活かして地元や秋田県に恩を返していきたい」とあいさつしました。
続いて勤続20年以上の社員を表彰した後、来賓として自由民主党幹事長代理金田勝年衆議院議員、秋田県知事代理として小坂純治山本地域振興局長、秋田銀行新谷明弘頭取、私、(株)カナエ産業石谷文昭社長の順にお祝いのあいさつをいたしました。
私からは、小さな町からスタートし今や日本や世界を支える企業にまで成長され地域の雇用を守ってくれていること、障がい者の仕事と生活の両面にわたって支援していること、八峰町に多額の図書購入に向けた寄付をされていることなどについて御礼を申し上げながら、大きな節目を迎えることができたことをお祝いいたしました。
引き続いて行われた第二部の「思い出を語る会」では、特別アトラクションとして「長信田太鼓」が披露され、様々な事情を抱えながら「長信田」に集まった若者たちの力強い演奏に、涙が出るほどの感動をいただきました。
11月4日
消防総合訓練
今日から11月10日までの秋の火災予防運動にあわせて、今年度は「田中地区」において午前7時から「消防総合訓練」が実施されました。底冷えがする早朝にもかかわらず、多数の田中自治会の方々を始め、消防団、八峰消防署、交通指導隊、駐在所などが参加し実施されました。
本多健消防団長の訓練開始の号令で始まり、「Jオート藤井付近」で火災発生という想定で、住民による「火事ぶれ」と「119番通報」を行うとともに、「バケツリレー」による初期消火を行いました。
続いて、119番通報で駆けつけた消防団の第1分団から第4分団が連携しながら、中継送水等の消火演習や現場本部への伝令等の訓練を行いました。
消防団が撤収してから、八峰消防署員による消火器の取扱説明を受け、住民による水消火器の消火訓練も行いました。
最後に、参加された方々全員に集まっていただき、私からのあいさつ、本多消防団長からの訓示、長門八峰消防署長からの講評があり、全日程が終了いたしました。これから暖房器具等火の取り扱いが増える季節になりますが、住民の皆様とともに火の元には十分に注意しながら、無火災を目指していくことを強く思いました。早朝から参加された皆様、本当にお疲れ様でした。