2021年01月05日 記事ID: 887

10月9日

メディカル・サイエンスカフェ・ネクストin八峰町-高齢社会を明るく元気に生きる-

 午後1時30分からファガスで開催されました。「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト」というのは、秋田大学が行っている学問や研究などを地域住民の皆様にわかりやすく提供するという取り組みであり、八峰町での開催は2回目ということでありました。今回は新型コロナウィルス感染症の影響から、出席者は八峰町の民生児童委員の皆様だけを対象に行われました。

 最初に、尾野恭一秋田大学医学部長が主催者あいさつ、私が歓迎のあいさつを行いました。続いて、秋田大学高齢者医療先端研究センター長の大田秀隆教授が「秋田県の健康長寿日本一を目指して」というテーマで、教育文化学部の佐々木信子特別教授が「知恵と工夫で楽しむ素敵な高齢期~今、やっておきたいこと、これからやってみたいこと~」というテーマで、話題提供してくれました。いずれのテーマも私たちの身近な問題であったことに加え、お話の内容もわかりやすく、また、認知症等に関する意見交換が活発に行われるなど、出席された皆さん全員が満足されたように感じました。

 私は次のような歓迎のあいさつをいたしました。

 「今から2年ほど前になりますが、八峰町の名誉町民であり、また文化勲章を受章された日沼頼夫博士の教え子たちが20名ほど八峰町を訪れ、そうそうたる大学の教授の皆様でしたが、八峰町民約30名を前に日沼先生の研究内容をわかりやすく説明する講演会を開催してくれました。

 何とかウィルスとかバイオとかナノ粒子とか、一般の人には聞いたこともないような難しいテーマだったんですが、その際に、難しいテーマであっても説明の仕方しだいではわかってもらえるんだということを感じました。地域住民にとっての大学は、難しい学問とか高度な研究など住んでいる世界が違うというのがほとんどの皆様の感じ方ではないかと思いますが、そうではないということをご理解いただければと思います。ましてや今日のテーマは、我々にとっても関心が高い「高齢社会を明るく元気に生きる」ということであり、また出席している方々も、日ごろから極端な高齢化が進んでいる八峰町の地域福祉の最前線で活躍されている民生児童委員の皆様でありますので、今日のお話は大いにためになることと思っています。」 

10月8日

令和2年度第2回八峰町地域公共交通会議

 午前10時から役場大会議室で行われました。今日の会議は、8月に開催された第1回地域公共交通会議において、八峰町が実現を目指している新しい地域公共交通システムについてはこの会議で検討すべきということになったことから開催されました。この会議の会長は要綱により副町長となっているので、私は冒頭のあいさつのみで退席しましたが、有意義でかつ活発な意見交換があり、また巡回バスの試行運転は町が示した原案のとおり行うこととなったと報告を受けました。

 地域公共交通会議は、国の機関である秋田運輸支局や河川国道事務所、県の山本地域振興局、能代警察署、バス事業者、住民代表らで構成され、新しい地域公共交通システムを検討するには、これ以上ないというメンバー構成になっています。今日は、委員全員が出席したほか、秋田県の本庁の県交通政策課の担当者とバス事業者の担当者がオブザーバーとして出席してくれました。

 私は次のようなあいさつをいたしました。

 「今日、皆様にご協議いただく案件は、これまでの地域公共交通会議でご協議いただいた案件とは少し違うかもしれませんが、見方を変えますと、今日の案件は、極端な高齢化の進行に伴い免許返納問題等が顕在化し、地域における交通弱者が増えていくという地域の実情があって、それに即した輸送サービスをどうするのかという案件でありますので、まさに、本来の地域公共交通会議の役割ではないかと思っているところであります。

 したがって、前回の8月の地域公共交通会議において、新しい地域公共交通システムについてはこの会議で検討すべきというご意見があったと伺った際には、私としては、国や県、住民や利用者代表、さらには利害調整を図らなければならないバス事業者などで構成するこの会議において、実現に向けての課題や問題に対するご意見をいただけることは願ってもないことであり、かつ新型コロナウィルスの影響により必要な会議の開催もままならず思うように進めることができずにいたこともあり、大変良かったと思いました。

 今日説明する案件は、高齢者の一人暮らし世帯と高齢者のみの世帯を対象としたアンケート調査と巡回バスの試行運行案であります。

 アンケート調査については、1000人以上を対象とした中で、89.6%という極めて高い回収率になっています。これほどの回収率のアンケート結果については、一人暮らし世帯や高齢者のみの世帯の皆様の総意であると受け止めています。さらに、200件以上もの切実なご意見等もいただきました。免許返納や体力低下などによる通院や買い物に大きな不安を抱えている方々が多数おられることがわかりましたので、なんとか実現しなければならないという思いを強くしたところであります。

 試行運転案については、現在のバス路線である「岩館線」を活用するという前提で検討した案であり、協議のタタキ台であります。昨年度、役場内のワーキンググループで検討してきたのは、子ども園の送迎バスと小中学校のスクールバスと一体的に運行する巡回バスでありますが、その中の巡回バス部分を切り取ったイメージの試行運行案であります。「岩館線」を活用するという前提での検討から、「道の駅みねはま」で乗り換えるというアイディアが出されました。「道の駅みねはま」であれば、レストランも直売所もあり、バス送迎の時間を調整すれば買い物や食事もできるというメリットもあるし、利用者が待ち時間を過ごせるサロン的な機能や図書館的な機能を持ったバス停を整備すればという考え方も背景にあります。今回の試行運転がうまくいった際には、既存のバス路線を「道の駅みねはま」からバスステーションまでとし「道の駅みねはま」までの送迎は巡回バスが担うという形も考えられますが、相手がありますので十分な協議が必要になります。ただ、アンケートのご意見にもありましたし、町議会からも指摘されましたが、高齢者にとって、目的地の途中で車を乗り換えるということがどのような負担になっていくのかという問題もありますので、試行運転を行う中で見極めたいと考えています。

 またワーキンググループでは、運行主体をどうするかということも検討いたしました。町営で行うという案、地域住民の皆様と協力しながら運行するという案、民間に委託する案など様々な運行主体の形が考えられますが、八峰町が実現を目指している新しい地域公共交通システムは、子ども園については使用する車等から無理としても、スクールバスと一体となった巡回バスを想定していること、現在のスクールバスはバス事業者に委託して行っていることなどから、八峰町という行政とバス事業者という民間事業者とが連携協力した地域公共交通システムを目指したいと考えています。住民の皆さんに乗っていただく車、車のドライバー、さらにはバスの停留所など、様々な分野の連携、協力が考えられます。町としてはこの案に固執するものではありませんので、皆様からも様々なご意見ご提言をいただきながら、住民の皆様にとって便利で、かつ経済性にも優れた新しい地域公共交通システムを実現できればと思います。

 いずれにいたしましても、巡回バスだけでなく、スクールバスも含めた新しいシステムであり難しいテーマでありますが、今回のアンケート結果からもおわかりのように、八峰町に住む方々が、将来の私も含めて、住み慣れたところで安心して誇りを持って暮らせるようにするためには、必要不可欠なシステムでありますので、皆様のお力をお借りして実現したいと思っております。」

10月3日

八峰町立峰浜ポンポコ子ども園 新園舎落成式

 午前10時から秋田杉の温もりあふれる新園舎で行われました。この度の落成式は、新型コロナウィルス感染症の影響により、ご来賓や町民や保護者の皆様の出席を大幅に絞り込み、規模を大きく縮小して挙行いたしました。門脇直樹町議会議長を始めとする町議会議員や教育委員、新園舎完成に大きく貢献された加藤和夫前町長を始めとする前三役、施工業者、保護者の代表など約30人が出席し、新園舎の完成をお祝いしました。初めに塙川子ども園の年長児3人と峰浜子ども園の年長児5人、合計8人の年長児による元気いっぱいの「八峰子ども太鼓」が演奏され、その後式典に入り、設計監理の設計チーム木協同組合、建築工事の高田住宅工業(株)峰浜本店、電気設備工事の保坂電気工事(株)、機械設備工事の(株)協立、外構工事の(株)嶋田建設の皆様への感謝状贈呈、私の式辞、門脇議長と本多悠果保護者代表の来賓祝辞と続き、皆川鉄也副議長による万歳三唱でお開きとなりました。

 私は次のようなあいさつをいたしました。

 「極端な少子化が進行する中での効率的な保育園運営や園舎の老朽化という課題を受け、こども園の統合という問題が立ち上がってから十数年、紆余曲折を経ながら、まずは平成26年11月4日、八森地区の岩館・観海・八森の三こども園が統合し新八森こども園が開園いたしました。その後、平成28年には、有識者による「峰浜地区こども園のあり方に関する検討会」に「峰浜地区こども園のあり方」を諮問し、検討会からは、「沢目・塙川両園は築30年が経過し施設の老朽化が進み早急な改善が必要」「園児数が減少し園児の心身の発達や教育的視点から早期に統合すべき」「建設候補地は峰栄館周辺が望ましい」などの答申をいただいております。

 これを受け町では、平成29年に「峰浜地区統合こども園建設等検討委員会」を設置し、検討委員会からは、「建設候補地は園児の安全確保、地理的条件、通園距離などから峰栄館周辺」「運営形態は幼保連携型認定こども園への移行」「建設はできるだけ早い時期に着手」という提言を受けました。平成30年には園舎建設の基本設計をプロポーザル方式で実施し、11月には基本設計が、翌年3月には実施設計が完成いたしました。設計では、安全安心で温もりがあり子供たちのわくわく感や冒険心をかき立てる園舎とすること、耐久性や省エネ化に優れ災害時には避難施設となることなどを基本方針とし、園舎もまた周囲の自然豊かな景観と調和するとともに、園児が木々の温もりを感じながらのびのびと成長できるように地場産材を多用したデザインにしていただいております。そして令和元年6月に園舎の建築工事・電気設備工事・機械設備工事に着手し本年6月に完成、その後外構工事に着手しこの9月に完成したところであります。当園舎は、寒冷地用電気ヒートポンプエアコン、灯油ボイラー熱源床下暖房を採用し、園児に優しい最先端の空調システムを取り入れ、地場産の木材を多用し、木の温もりを最大限に生かした施設となっています。

 

 また、新園舎の開園にあたり、八森子ども園同様、園児に対する送迎サービスを提供するため幼児専用バスを備えるなど、通園における利便性と安全確保に努めてまいります。当こども園は、幼児期の保育と教育環境を一層充実していくことはもとより、職員一同、保育や教育の質の向上に努力を積み重ねながら、子ども・子育て支援の拠点として、地域の皆様から愛される子ども園になるよう推進してまいりますので、今後とも、ご臨席の皆様を始め、町民の皆様や関係者の皆様のこれまで以上のご支援、ご協力をお願い申し上げます。」

 

 

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