2024年03月29日
記事ID: 359
八峰町では、間伐を推進することで生み出される二酸化炭素(CO2)吸収量の一部を環境省が運営する排出量取引の制度(J-VER)に、「白神山麓・八峰町有林J-VERプロジェクト」として申請しました。
当プロジェクトによるクレジットは、平成23年5月31日に開催された「オフセット・クレジット(J-VER)認証運営委員会」において認証され、平成23年6月13日にクレジットが正式に発行されました。
当プロジェクトのクレジット(J-VER)を、企業等の環境貢献の取り組みに活用していただきたく、販売をいたします。
白神山麓・八峰町有林J-VERプロジェクトの概要
- 内容
八峰町有林において、平成19~22年度に間伐を行った(間伐面積295.25ha)ことで吸収・固定された二酸化炭素(CO2)吸収量について、環境省オフセット・クレジット(J-VER)の認証を取得。
- プロジェクト期間
2008年4月1日~2023年3月31日
- J-VERクレジット認証量(R6.3.29現在)
3,477t-CO2(うちバッファー分104t-CO2)
発行可能量は2,212t-CO2 - 今後の予定
令和4年度以降の間伐実施箇所によるCO2吸収量についても認証を取得し、クレジット発行をする予定。
J-VER制度では
J-VER制度では、企業自らの努力では削減困難なCO2排出量を、八峰町有林におけるCO2吸収量で埋め合わせ(オフセット)することが可能です。
八峰町では、この制度で得られた資金を、森林整備をはじめとする、自然再生の様々な取り組みに活用するほか、企業等の研修の場として八峰町を活用していただけるような取り組みに活用することとしています。