2020年09月07日
記事ID: 284
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること(WHOの定義)」とされています。
日頃からの自分の健康状態を把握しながら生活習慣の改善に取り組み、市販薬などを上手に活用しながら風邪のひきはじめや軽微なケガの時に自ら治療することも、セルフメディケーションにあたります。
セルフメディケーションのメリット
- 健康管理の習慣が身につく
- 医療費や薬の知識が身につく
- 病気により、医療機関で受診する手間と時間が省かれる
- 通院が減ることで、医療費の増加を抑制
- セルフメディケーション税制での所得控除
自分の健康を守ることは医療費節約につながります
セルフメディケーションへの取り組みについて
特定健診や定期健康診断の活用
まずは、自分の体の状態を知ることが大切です。健康診断等は、体の変化・状態、病気の予防・早期発見のための情報を得る大切な機会となります。
八峰町国民健康保険加入者で40歳以上の方を対象に「特定健康診査」を実施していますので、毎年必ず受診しましょう。
健康管理の習慣化
普段から、適度な運動と栄養バランスの良い食事、十分な睡眠を確保し、体の自然治癒力を高めておきましょう。
家庭でも体重や体脂肪、血圧、体温などを確認し、推移を記録しておくことも健康状態の把握に役立ちます。
OCT医薬品(市販薬)の活用
OCT医薬品とは、医師の処方箋がなくても、薬局・ドラックストアなどで購入できる医薬品(市販薬)のことです。
日頃から自分の健康管理に努めていても、仕事・家事の疲れや天候などにより、体調不良になってしまうことがあります。
風邪のひきはじめや軽微なケガの時に、OCT医薬品などを上手に活用することもセルフメディケーションの取り組みになります。
OCT医薬品を活用する際には、薬剤師と相談・確認しながら選択しましょう。


