八峰町では平成30年度お試し移住ツアーを2回開催しました。
第8回お試し移住ツアー(H31.2.9-11)
主な内容
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地元住民や移住者との交流会(そば打ち体験、生干しイカ焼きなど)
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リフォーム体験(空き家の和室を床貼り&塗り壁DIY!!!)
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雪遊び
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地元漁師の奥様方による魚さばき体験
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冬の手這坂&わら縄ない見学
DAY1
第8回お試し移住ツアーには東京から4名の方々が参加してくれました。
初日は悪天候により到着が遅れたため、予定していた山本合名会社の酒蔵見学はできませんでしたが、そば打ちを体験することができました。
地元産のそば粉に水を入れてこねるところから始まり、生地を薄く伸ばし、均一に切る工程を体験。作る難しさを感じた分、自分たちで打ったそばのおいしさは格別でした。
DAY2
2日目はDIY体験と雪遊び。
雪は積もり、風は強く、これが日本海!という天候でした。
DIY体験に向かう前に少し寄り道して、土日しか開催していない「はちもり観光市」へ。
新鮮で種類も豊富な魚介類に野菜も揃っているうえ、値段の安さにビックリしていました。
DIY体験では空き家活用事業で町がリフォームしている物件の1室を床貼り&塗り壁しました。DIYに興味のある県内外の学生や町への移住者等も加わり、木肌のぬくもり社の指導の下、作業しました。冬場の作業なので、床貼りは湿気を吸って多少膨らんでも大丈夫なように板と板の間にトランプを
はさんでわずかな隙間を空けるといった工夫をしながら、貼りつけていきました。
塗り壁も個性が出て味のある仕上がりとなりました。
想定より時間がかかりましたが、学生や移住者等のおかげで当日完成させることができました。
ありがとうございました。
昼食は、スタッフが炊いた玄米入りご飯や山菜のエニョ(エゾニュウ)を使った煮物などが並び、おいしくいただきました。
また、合間をみてソリ遊びをした子供は、東京では体験できない遊びにとても満足していました。
次は会場を移して魚さばき体験をしました。
講師は地元漁協女性部「ひより会」の方々。さばいた魚は、2日前ぐらいに水揚げされたマダラです。
先生のお手本を見て、チャレンジしましたが思ったより骨が硬く、四苦八苦しながらさばきました。
作業後は体験に関わってくれた皆さんと一緒に交流会を開催。
さばいたばかりのタラを使ったタラ鍋は絶品で、「身がふわふわ」「つゆがおいしい」といった声が聴かれました。
ツアー参加者は、タラ鍋などを食べながら先輩移住者や地元の方から冬の過ごし方などを聞き、八峰町での冬の生活をイメージすることができたようです。
DAY3
最終日は八峰町に移住して暮らしている方の話を聞きました。
手這坂集落に移住した木村さん宅では、「NPOミチのクニ手這坂」で農泊に向けた取り組みの一つとして設置したペーチカ(暖炉)の火にあたりながら、今後の目標などを聞くことができました。
わら縄の製造をしている大塚さん宅では、実際に縄をなう作業を見ながら今後の展望などを聞きました。
ツアー期間中は、ツアー参加者、本館地区、ひより会、木肌のぬくもり社の皆さん、スタッフ(町民有志)など、多くの方々にお世話になりました。
過去7回の移住ツアーに参加後、移住した方々も、スタッフとしてサポートしてくれました。
本当にありがとうございました。
このツアーで八峰町のお試し移住ツアーは終了することとなります。
これまで関わっていただいたすべての方には、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございました。
今後は移住ツアーを町で実施することはないかもしれませんが、移住・定住に向けた取り組みや相談は継続しますし、「HAPPO TURN」「岩館下浜海岸組合」「八峰白神_食材宣伝隊」「NPOミチのクニ手這坂」といった民間の団体と連携しながら、町の活性化につながる活動を展開していきますので、これからもよろしくお願いします!!!